2011年11月5日土曜日

シーサのこと ニライカナイのこと



一昨日の夜、お迎えにいってきました


私たちは、再びパパとママになることができました


いま、ニライカナイは隣の部屋で眠っています



これから、ニライカナイと私達の日々のことを

時々アップしていくのですが、

その前に、ここで一旦気持ちを整理します




「ニライカナイ」は沖縄の言葉で、

「海の向こうの楽園」


この楽園というのは、

「豊穣をもたらしてくれる理想郷」というニュアンスです



南の島の写真で、

ノロ(巫女)たちが海の向こうに祈っているのがあります


その海の向こうが、「ニライカナイ」です


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シーサのことがあって、3ヶ月後にあの震災


川と海なので、規模全然は違うけれど、

犬と人間のことを一緒にしないでと

叱られるかもしれないけれど、

私はシーサのことと震災のあの光景を重ねることがありました



なぜ、あの時、足がすくんでしまったのだろう

なぜ、あの時あの場所にいってしまったのだろう

シーサは私やこの生活から離れたかったのではないのか

もっとしつけができていれば。。



私は、どこかで自分を責めていました




今回、また、縁があって、シーサの弟たちに会えたわけですが

正直、また一緒の生活をしようかどうか迷いました



しばらく犬はやめたほうがいいんじゃないか?

留守番させるなんてかわいそう。。。


何人かの人からそう言われました



一見制約がなくなり、自分たちが自由に時間を使える生活にはなっていました

ですが、そこには灯火はありませんでした


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考えました

考えたあげく、だした結論は、今回の兄弟2頭飼いです


2頭飼いの心配や負担もありますが、それは受け入れようと覚悟しました

再び家の中に灯火がつく気がしたからです



そうしてつけた名前が「ニライ」「カナイ」です



沖縄にも過去、津波による大きな被害が何回かありました

それでも、海の向こうを豊穣の世界と思う心、祈る心


こわがってはいけないのだと思います


こわがらず、一日一日を笑顔で過ごしていけば、

少しずつ豊かな気持ちになれる



そういう願いを込めてつけた名前です




ほぼ日をやってらっしゃる糸井さんの10/26のツイートを引用します


犬に、ぼくは用事があるわけではない。 
犬と、なにか仕事をするということもない。 
だけど、いっしょに暮らしている。 
その、目的も意味も、どっちでもいい、なくてもいい。
そういう関係というのは、落ち着くね。






これから新しい生活が始まります!


ニライとカナイをよろしくお願いします







IMUA !!









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